シママングース(読み)しままんぐーす(その他表記)striped mongoose

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シママングース」の意味・わかりやすい解説

シママングース
しままんぐーす
striped mongoose
[学] Mungos mungo

哺乳(ほにゅう)綱食肉目ジャコウネコ科の動物。アフリカのサハラ砂漠以南のサバナに生息する。背に多数の横縞(よこじま)模様があるので、この名がある。頭胴長30~45センチメートル、尾長25~29センチメートル。前後足とも5指、足裏は裸出し、前足つめは長い。ほかのマングース類に比較して毛が粗く、ほとんど下毛がない。体色は灰褐色で、背に約10本の黄色または白色暗褐色の横縞がある。6~20頭からなる群れをつくり、早朝または夕刻活動する。食物昆虫カタツムリネズミ、小さな爬虫(はちゅう)類、卵、果実などである。

[吉行瑞子]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「シママングース」の解説

シママングース
学名:Mungos mungo

種名 / シママングース
科名 / マングース科
解説 / 家族が集まって大きな群れをつくり、古いシロアリの巣などをすみかとして生活します。子育ても協力して行います。
体長 / 30~45cm/尾長20~30cm
体重 / 1~2.5kg
食物 / 昆虫、小動物
分布 / アフリカ

出典 小学館の図鑑NEO[新版]動物小学館の図鑑NEO[新版]動物について 情報

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