共同通信ニュース用語解説 「マングース」の解説
マングース
外来生物法の「特定外来生物」に指定されているフイリマングースは、もともと南アジアに広く生息しており、1910年、現在のバングラデシュからハブなどの駆除目的で沖縄に持ち込まれたとされる。奄美大島では79年に放たれた。体長は50~60センチ程度。脚が短く俊敏で、昆虫やヘビ、鳥や哺乳類、植物などを食べる。80年代に農畜産物に被害が出始めた。奄美大島では希少種のアマミノクロウサギやアマミヤマシギも捕食。環境省によると、2000年度以降、24年度前期までの防除事業費総額は約35億7千万円。
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