しめろや

精選版 日本国語大辞典 「しめろや」の意味・読み・例文・類語

しめろ‐や

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木遣(きや)り歌の文句一節。この部分は特に甲高く歌う。
    1. [初出の実例]「しめろやはすき切れのする声を出し」(出典:雑俳・柳多留‐七(1772))
  3. 木遣り歌
    1. [初出の実例]「しめろやア浄るりでなし哥でなし」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二〇)
  4. ( から転じて ) 木遣り歌をうたう鳶(とび)職人
    1. [初出の実例]「しめろやもくさびくらいはけづるなり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和四(1767)梅四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む