シャトルコック(英語表記)shuttlecock

翻訳|shuttlecock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャトルコック」の意味・わかりやすい解説

シャトルコック
shuttlecock

バドミントンで使う羽根球。単に「シャトル」ともいう。直径 25~28mmの半球状コルク台に 16枚の羽根を植え込んだもので,コルク台からの羽根の長さは 64~70mm,羽根先端部の直径は 58~68mm。全体の重さは約 5g。羽根はガチョウのものが原則だが,1980年代に入り競技の国際的普及が進むと,ガチョウのものだけでは需要をまかないきれなくなり (主産地は中国) ,プラスチックナイロンなどの合成素材を使った製品も公認された。呼称起源は不明だが,織機の杼 (ひ) が忙しく往復する状態から連想されたともいわれる。

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