シャルピー衝撃値(読み)シャルピーしょうげきち(その他表記)Charpy impact value

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャルピー衝撃値」の意味・わかりやすい解説

シャルピー衝撃値
シャルピーしょうげきち
Charpy impact value

単に衝撃値ともいう。シャルピー衝撃試験の結果,試験片の破壊に要した衝撃エネルギーを試験片断面積で除した値。衝撃値の小さな材料の破断面は脆性破面状であるのに対し,この値の大きな材料には延性破面が観察されるようになる。このため,衝撃値は脆性破壊を起す程度の目安を与える。同一の材料であっても衝撃値は温度の影響を受け,温度の低下とともに急減する場合がある。この温度のことを遷移温度と呼び,脆性破壊を起さないための安全対策として,遷移温度を低くする必要がある。

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