20世紀西洋人名事典 「シャルルケクラン」の解説
シャルル ケクラン
Charles Koechlin
1867.11.27 - 1950.12.31
フランスの作曲家,教育家。
ヴァール県ル・カナデル生まれ。
理工科大学中退後、パリ音学院でマスネー、フォーレらに師事する。1899年より盛んに創作活動を始め、第一次世界大戦の後、フランス楽界に認められるようになる。1935年頃からフランス人民戦線運動を支持し、芸術上も近代主義を清算するなど積極的な社会参加を試みる。’37年民衆音楽連盟会長となり、以後音楽家国民組合長、進歩的音楽家協会名誉会長を歴任。代表作は交響詩「森」(1896〜1909年)、著書に「管弦楽法論」(’54〜59年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報