シユサンベツ(読み)しゆさんべつ

日本歴史地名大系 「シユサンベツ」の解説

シユサンベツ
しゆさんべつ

漢字表記地名初山別」のもとになったアイヌ語に由来する地名。コタン名のほか、河川(初山別川)の名称としてもみえ、仮名表記は「シユサンベツ」をはじめ、「シュシャンベツ」(西蝦夷地名考)、「シユシヤンベツ」(東海参譚)などと記される。「西蝦夷地名考」では「シュとは鍋の事、シャンとは流れ下るといふ事也」と説いている。一七九八年(寛政一〇年)七月、幕府勘定吟味役らの一行ルルモッペから歩行で「シヨシヤンヘツ」に到着、「旅宿は青草にて修理あり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 苫前村 野宿 武藤

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む