シュシェンスコエ(英語表記)Shushenskoe

改訂新版 世界大百科事典 「シュシェンスコエ」の意味・わかりやすい解説

シュシェンスコエ
Shushenskoe

ロシア連邦シベリア中部,クラスノヤルスク地方,鉄道駅ミヌシンスクの南東60km,エニセイ川に臨む村。ロシア帝政時代はデカブリストナロードニキなど,政治犯の流刑地だった。レーニンは1897年5月から1900年1月までこの村に流刑され,《ロシアにおける資本主義発展》など,30以上の著作を残した。そのときの住居レーニン博物館となっている。現在エニセイ流域総合開発計画の中心地として脚光を浴びている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android