シュパイヤー行政大学院(読み)シュパイヤーぎょうせいだいがくいん

大学事典 「シュパイヤー行政大学院」の解説

シュパイヤー行政大学院[ドイツ]
シュパイヤーぎょうせいだいがくいん

ドイツ南西部,ラインラント・プファルツ州シュパイヤーにある行政分野の大学院大学。第2次世界大戦後,同州はフランス占領地区であったが,1947年に国立行政学院(ENA)をモデルとして設置された。フランスの占領が終わり,1950年4月,ラインラント・プファルツ州法による設置形態となる。その後,連邦政府,バイエルン州をはじめとして各州と行政協定を結び(ドイツ統一後は新加入5州も),連邦と各州により共同で助成されている。1961年に公行政学研究所を設置。同年大学教授資格授与権,1970年に博士学位授与権を得る。司法修習生の研修,連邦や州の幹部公務員の研修,行政学等の修士課程博士課程を提供するなどしている。2012年にHochschule(大学)からUniversität(総合大学)に変わり,現在の名称となった。学生数は385人(2016/17年冬学期)
著者: 長島啓記

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む