シュビント(読み)しゅびんと(その他表記)Moritz von Schwind

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シュビント」の意味・わかりやすい解説

シュビント
しゅびんと
Moritz von Schwind
(1804―1871)

ドイツの画家。ウィーンに生まれる。ウィーン大学で学んだのち、1821年ウィーン美術学校でカロルスフェルトLudwig Ferdinand Schnorr von Carolsfeld(1788―1853)に師事する。初期には素描が多く、初めロマン派文学の挿絵画家として名をなした。油絵には童話風の要素があり物語的な世界を築いた。1828年ミュンヘンに移り、文学性の濃い叙情的な壁画を多く制作。代表作にはウィーン国立歌劇場の『魔笛(まてき)』(1863~1867)、油彩画では『山の精リューベツァール』(1859年ころ。ミュンヘン、シャックギャラリー)がある。1947年、ミュンヘン美術学校教授となり、同地に没した。彼はビーダーマイアー風のロマンチストで、民話や伝説を翻案した版画や挿絵でも親しまれ、その木版画はドイツ家庭に広く普及した。

[野村太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む