法則の辞典 「シュミット則」の解説 シュミット則【Schmidt rule】 単一粒子模型を用いて核スピンの関数として,質量数奇数の原子核の磁気モーメントを計算するための規則. 核のスピンを j,磁気モーメントを μ で表すと,単一粒子模型では偶偶核(スピン=0)の真の外側にある単一核子の軌道角運動量 l と固有スピン s によって次のように与えられる. ここで &scriptg;l,&scriptg;s は核子の軌道運動および固有スピンによる &scriptg; 因子である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報