普及版 字通 「ショウ・はかり・あげる」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] はかり・あげる
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 会意
手+(ぜん)。は(称)(はかり)の重り。重りを上からもち、はかりざおにかけて重さを称(はか)る。穀量を称るをという。〔説文〕四下に「(あは)せて擧ぐるなり。爪との省とに從ふ」とするが、(こう)は上下の糸や紐を結んでふり分ける形で、婚(こんこう)(結婚)のときなどの呪飾とする結びかたである。称量のとは関係のない字である。
[訓義]
1. はかり、はかりのおもり、称錘。
2. はかりのおもりをあげる、はかりざおをあげてはかる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 アグ・アガル
[声系]
〔説文〕に声として・の二字を収める。は称錘を用いてはかること、は称揚というときのの本字で、〔説文〕八上に「揚なり」とする字である。
[語系]
・・thjingは同声。銓衡して人を称揚することをという。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報