しょしめる(読み)ショシメル

デジタル大辞泉 「しょしめる」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し・める

[動マ下一]《「せしめる」の音変化》
取って自分のものにする。
「何ぞまた―・めるつもりか」〈滑・膝栗毛・五〉
捕らえる。
「どろぼうを―・めて、縄をひねるがごとし」〈洒・契情実之巻後編・跋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しょしめる」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し・める

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 ( 「せしめる」の変化した語 )
  2. うまくたちまわって自分のものとする。かすめとる。
    1. [初出の実例]「人の妻をばしょしめたがれど」(出典:談義本・花菖蒲待乳問答(1755)二)
  3. とらえる。つかまえる。
    1. [初出の実例]「どろぼうをしょしめて、縄をひねるがごとし」(出典:洒落本・契情実之巻後編(1804)自跋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む