しょんべん横丁

共同通信ニュース用語解説 「しょんべん横丁」の解説

しょんべん横丁

空襲焼け野原になった阪急十三駅の西口一帯には戦後闇市ができて人や飲食店が集まり繁華街が生まれた。西口前の路地にはかつてトイレがなく路上で用を足す人がいたため、この愛称が付いた。ひしめくように軒を連ねる大衆的な居酒屋や焼き肉店などが赤ちょうちんネオンをともす。中には半世紀以上の歴史がある人気店も。十三は高倉健たかくら・けんさん出演の米映画「ブラック・レイン」のロケ地作家宮本輝みやもと・てるさんの小説「骸骨ビルの庭」の舞台になった。

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知恵蔵mini 「しょんべん横丁」の解説

ションベン横丁

大阪市淀川区の阪急電鉄・阪急十三駅西口に隣接する飲食店街の通称。正式名称はトミータウン。第2次世界大戦後、闇市や飲食店が集まってできたとされる。昭和風情が色濃く残っていることから、たびたび小説の舞台に取りあげられ、1989年公開の米映画「ブラック・レイン」のロケ地にもなった。2014年3月、火災により飲食店36店舗、延べ約1500平方メートルが全焼。同年4月、再建に向けた署名や募金活動が開始された。

(2014-4-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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