シラスウナギ

共同通信ニュース用語解説 「シラスウナギ」の解説

シラスウナギ

ウナギ稚魚総称。形は小さなウナギだが色が透明に近いため、この名がある。ニホンウナギの場合、太平洋のグアム島周辺で生まれ、海流に乗って東アジア諸国の沿岸に回遊する。近年、回遊する量が急減して価格が高騰し、国内外の密輸密漁、無報告漁業が横行していると指摘されている。日本人が食べるウナギのほぼ全てが、天然シラスウナギを捕獲して養殖池で大きくしたもので、資源管理対策の強化課題になっている。

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