共同通信ニュース用語解説 「シリアの化学兵器」の解説
シリアの化学兵器
事実上の核保有国イスラエルに対抗するため1970年代から開発してきたとされる。猛毒のサリンやVXなどを保有していたが、アサド政権に対する軍事介入の検討など米国の圧力を受け2013年10月に化学兵器禁止条約に加盟、化学兵器禁止機関(OPCW)は化学兵器をシリア国外へ搬出、16年1月に廃棄を完了した。だが、内戦下で化学兵器攻撃は後を絶たず、OPCWなどは昨年、政権軍が15年3月などに使用したとの報告をまとめた。政権は一貫して使用を否定している。(共同)
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