シリコンビジコン(その他表記)silicon vidicon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シリコンビジコン」の意味・わかりやすい解説

シリコンビジコン
silicon vidicon

テレビジョン撮像管の一種。像を結ばせるターゲットシリコン単結晶のウエハ (薄板) で,その面内に微小な p-n 接合がマトリックス状に配列されて構成されたビジコンである。像の明るい部分での焼きつきが少いことが特色である。 1966年に,NHKおよびベル電話研究所で開発された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android