現代外国人名録2016 「シルヴァーノアゴスティ」の解説
シルヴァーノ アゴスティ
Silvano Agosti
- 職業・肩書
- 映画監督,作家
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1938年
- 出生地
- ブレーシャ
- 学歴
- イタリア国立映画学校監督コース〔1962年〕卒
- 経歴
- 高校を卒業して欧州や中東などを放浪後、1962年ローマの国立映画学校監督コースを首席で卒業。奨学金を得てモスクワ国立映画学校に留学。ローマに戻ると、本格的に映画製作に取り組み、’67年「快楽の園」で映画監督デビュー。他に「クワルティエーレ 愛の渦」(’87年)、「カーネーションの卵」(’91年)などがある。商業主義とは一線を画した、丹念な人物描写とメッセージ性の高い作風が特徴で、イタリアでは高く評価されている。一方、ローマ市内でアート系映画館も運営。2009年代表作3作品が日本で初公開(京都)される。また、小説の執筆にも精力的に取り組み、イタリア最高峰の文学賞であるストレーガ賞に2作がノミネートされる。著書に「1日3時間しか働かない国」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報