シンガポール条約(読み)シンガポールジョウヤク

デジタル大辞泉 「シンガポール条約」の意味・読み・例文・類語

シンガポール‐じょうやく〔‐デウヤク〕【シンガポール条約】

《「商標法に関するシンガポール条約」の略称商標出願手続きの国際的な統一簡素化を図るための条約。2006年にシンガポールで開催されたWIPO(世界知的所有権機関)の外交会議で採択。2009年発効。日本は平成28年(2016)加盟STLT(Singapore Treaty on the Law of Trademarks)。
[補説]1994年にジュネーブで採択された商標法条約を改定したもので、電子的手段による出願への対応、商標使用権等の登録手続の共通化、手続期間を守れなかった場合の救済措置に関する規定などが加えられた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android