シングルベース火薬(読み)シングルベースカヤク

デジタル大辞泉 「シングルベース火薬」の意味・読み・例文・類語

シングルベース‐かやく〔‐クワヤク〕【シングルベース火薬】

黒色火薬に比べて発煙量が少ない無煙火薬の一。ニトロセルロース基剤として、安定剤膠化こうか剤などを添加したもの。
[補説]ほかに、ニトロセルロースにニトログリセリンを加えたダブルベース火薬、さらにニトログアニジンを加えたトリプルベース火薬がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android