最新 地学事典 「シンコロブウェ鉱山」の解説
シンコロブウェこうざん
シンコロブウェ鉱山
Shinkolobwe mine
コンゴ,カッパーベルト南縁のウラン・ニッケル・コバルト・銅鉱山。カタンガ層群下部Roan層群の角礫化した珪質ドロマイト,ドロマイト質頁岩中の網状・脈状鉱床。鉱石鉱物は閃ウラン鉱を主とし,Ni,Cu,Fe,Mo硫化物とセレン化物を伴う。鉱化年代は約610Ma。地表から60mは酸化鉱。層状鉱石が,のちの造構運動・変成作用で移動した熱水性の後生鉱床との解釈。1915年発見,21年生産開始,2004年閉山したが,小規模採掘は継続。本鉱山のウランが第二次世界大戦の原子爆弾に使用された。
執筆者:矢島 淳吉・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

