最新 地学事典 「シンタキシー」の解説
シンタキシー
syntaxy
交代作用や,温度・圧力などの条件の変化によって既存鉱物が新しい相の鉱物に転移するときには,新しい相が古い相と同じ結晶学的方位をもって転移することが多い。例えばアナターゼ→ルチル,磁硫鉄鉱→白鉄鉱+黄鉄鉱など数多くの実例で,この種の関係が認められる。この種の現象をシンタキシーあるいはトポタキシーと呼んでいたが,Bernal et al. (1965)は,現象を記述する用語としてトポタキシー,構造的な説明のための用語としてシンタキシーを使うことを提唱した。
執筆者:砂川 一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

