トポタキシー(その他表記)topotaxy

改訂新版 世界大百科事典 「トポタキシー」の意味・わかりやすい解説

トポタキシー
topotaxy

ギリシア語のtopos(場所)に由来する接頭語topo-を,taxis(配列順序)に由来するtaxyに組み合わせた造語。固相中で,もとの相の物質から温度圧力,雰囲気構成物質等の拡散添加あるいはそれらの組合せによって新相が転換・形成されるときに,新旧両相それぞれの結晶構造から定まる結晶学的な方位関係を相互にもつ組織を示すこと。天然鉱物では磁硫鉄鉱白鉄鉱黄鉄鉱に変化した場合などの例が報告されている。またマンガン亜鉛フェライトを焼結してつくる場合,冷却時に雰囲気調整しないと非磁性フェライトと二三酸化鉄Fe2O3とに分離してこの組織を示し,特性が阻害される例などが知られている。
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関連語 高須 赤井

最新 地学事典 「トポタキシー」の解説

トポタキシー

topotaxy

一定の条件下にある鉱物が,温度,圧力等の変化で元の構造から新しい鉱物(構造)に転移したり,物質の添加により新しい鉱物(構造)が形成されるとき,新旧両構造が三次元的に結晶学的方位関係をもっている組織・事象,またその構造関係。天然鉱物では磁硫鉄鉱が白鉄鉱と黄鉄鉱に変化する例やアナターゼからルチルへの転移の例などがある。

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