精選版 日本国語大辞典 「しんとんとろり」の意味・読み・例文・類語 しんとん‐とろり 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 油などが濃く柔らかくとろりとしているさまを表わす語。転じて、男女の情交や情愛が濃厚なさまをいう。しんとろとろ。しんとろとろり。しんとろり。[初出の実例]「鎗の権三はだてしゃでござる。油壺から出す様な男、しんとんとろりと見とれる男」(出典:浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例