デジタル大辞泉 「情交」の意味・読み・例文・類語 じょう‐こう〔ジヤウカウ〕【情交】 [名](スル)1 心を許した交際。親しい交際。「―倍々ますます厚からしむるも」〈織田訳・花柳春話〉2 男女の親密な交際。また、男女の肉体的な交わり。「情交を結ぶ」[類語](1)交接/(2)性交・交合・セックス・交接・交尾・ファック・エッチ・性行為・房事・同衾・共寝・夜伽・性交渉・性生活・夫婦生活・合歓・関係・一儀・寝る・抱く・枕を交かわす・夜の営み 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「情交」の意味・読み・例文・類語 じょう‐こうジャウカウ【情交】 〘 名詞 〙① 親密な交際。親しいつきあい。[初出の実例]「唐は同年に及第をしつれば、後まで情交が深ぞ」(出典:四河入海(17C前)一七)「されば親方と徒弟との間掬すべき情交少なく」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉二)[その他の文献]〔文心雕龍‐定勢〕② 男女の恋愛。また、倫理にはずれた男女の肉体関係。色情のまじわり。[初出の実例]「彼婦をして十分わが術中におとしいれて、其情交(ジャウカウ)の密なること膠漆の如くならしむるには」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下) なさけ‐まじり【情交】 〘 名詞 〙 情が加わっていること。情があるらしくふるまうこと。[初出の実例]「つらからばただ一筋につらからで情(ナサケ)まじりの偽をまことと思ひ」(出典:浮世草子・懐硯(1687)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例