シーク教(読み)シークキョウ

関連語 名詞

共同通信ニュース用語解説 「シーク教」の解説

シーク教

ヒンズー教改革を唱えた15~16世紀の宗教家ナーナクが開祖インドパキスタンにまたがるパンジャブ地方で広がった。男性は頭にターバンを巻くことで知られ、世界に2千万人以上の信徒がいるとされる。1984年、独立を主張する過激派が立てこもったシーク教総本山をインド軍が武力制圧し数百人が死亡。当時のインディラ・ガンジー首相への反発が強まりシーク教徒の警備員に暗殺された。2004年にシン首相が選出されるなどインドでは一定の影響力を持つ。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシーク教の言及

【シク教】より

ナーナク(1469‐1538)を開祖とするインドの有力な宗教。シーク教とも呼ばれる。〈シクsikkh〉というのは,サンスクリット語の〈シシヤśiṣya〉に由来することばで,〈弟子〉を意味する。…

※「シーク教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む