現代外国人名録2016 「ジェームズベーカー」の解説
ジェームズ ベーカー(3世)
James Addison Baker Ⅲ
- 職業・肩書
- 政治家,弁護士 ベーカー・ボッツ・シニアパートナー 元米国大統領首席補佐官,元米国国務長官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1930年4月28日
- 出生地
- テキサス州ヒューストン
- 学歴
- プリンストン大学〔1952年〕卒,テキサス大学ロースクール卒
- 勲章褒章
- 自由勲章(米国大統領)〔1991年〕, 旭日大綬章(日本)〔2015年〕
- 受賞
- マン・オブ・ザ・イヤー(フィナンシャル・タイムズ)〔1991年〕
- 経歴
- ヒューストンの弁護士事務所に勤務。1970年ブッシュSr.の米国上院議員選挙戦、’72年ニクソン大統領の選挙戦に参加、テキサス州共和党財政委員長。’75〜81年商務次官。’76年フォード大統領再選全国委員長。’80年大統領選挙予備選でブッシュ陣営委員長を務めた後、その政治的手腕を買われて’81年1月〜’85年1月レーガン大統領首席補佐官、’85年1月〜’88年8月財務長官。’88年の大統領選ではブッシュSr.選対本部長を務め、’89年1月ブッシュ政権下の国務長官に就任。’92年8月〜’93年1月大統領首席補佐官。ブッシュ大統領とは30年以上親交を結び、組織統率、交渉能力は抜群といわれ、この間35ケ国以上を訪問し、アンゴラとカンボジアの和平仲介役を果たしたほか、中東会議開催も実現させた。’93年よりベーカー・ボッツ・シニアパートナー。’97年〜2004年国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)の国連事務総長特使、2003年12月イラク債務問題担当の大統領特使を務める。2006年3月イラク研究グループ共同代表。同年12月米国のイラク政策見直しに関する報告書をブッシュJr.大統領と議会に提出。また、情報処理サービス会社エレクトロニック・データ・システムズ(EDS)取締役会企業統治委員会委員長なども務める。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報