ジストマ

関連語 吸虫類 名詞

百科事典マイペディア 「ジストマ」の意味・わかりやすい解説

ジストマ

寄生虫キュウチュウ類中の一亜目で,人体寄生吸虫の重要なものを含んでいる。通常雌雄異体で体は楕円形か葉状が多く,2個の吸盤をもつ。ハイキュウチュウ,カンキュウチュウもこれに属し,肺臓ジストマ肝臓ジストマとも呼ばれる。
→関連項目桂田富士郎

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世界大百科事典(旧版)内のジストマの言及

【キュウチュウ(吸虫)】より

…前2者には,魚類,爬虫類,両生類あるいは軟体動物などに寄生するものが含まれ,人体寄生をする医学上重要な種類はすべて二世類に含まれる。二世類の多くは口吸盤と腹吸盤をもっているが,後者も口のように見えるところから,キュウチュウのことを俗にジストマdistoma(〈二つの口〉の意)ともいう。体表は薄い角質で覆われ,小棘(しようきよく),またはいぼ状の小隆起がみられる。…

※「ジストマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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