普及版 字通 「ジ・みみきり」の読み・字形・画数・意味

8画
[字訓] みみきり
[説文解字]

[字形] 会意
耳+刀。〔説文〕四下に「耳を斷(き)るなり」とあり、〔書、康誥〕に「人を

(ぎじ)す」とあり、古代の刑罰に鼻や耳を殺(そ)ぐ肉体刑があった。〔書、呂刑〕は刑法の起源を説く古代の説話をしるすもので、「

黥(たくげい)」の名がみえ、
は宮刑、黥は入墨を加える刑である。[訓義]
1. みみきり、みみきりの刑。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ミミキル 〔
立〕
ミミキレサク・ケヅル・ミミキル[語系]
・耳・珥nji
は同声。のち
・珥は耳を去声の音でよみ、動詞化したもので、耳をそぐ、耳玉を飾るの意。[熟語]
刑▶[下接語]

・

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

