20世紀西洋人名事典 「ジムホール」の解説
ジム ホール
Jim Hall
1930.12.4 -
米国のジャズギター奏者。
ニューヨーク州バッファロー生まれ。
別名James Stanley Hall。
オハイオで育ち、クリーブランド音楽院で学位を取得後、ブレトン・バンクスに師事し、強い影響を受ける。13歳から地方のバンドで演奏を始め、1955年LAに出て、チコ・ハミルトン・クインテットに入団。’56〜59年まではジミー・ジェフェリー・トリオのメンバーを務める。その後、ソニー・ロリンズを経て、’62〜64年にはアート・ファーマーと双頭カルテットを結成し、’65年のDB誌の人気投票でギタリスト第1位となる。同年からニューヨークを中心に自己のトリオで活躍したほか、スタジオ・ワーク、レコーディング活動に参加。代表作に「ジャズ・ギター」(Prcific Jazz)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報