現代外国人名録2016 「ジャックショスタク」の解説
ジャック ショスタク
Jack William Szostak
- 職業・肩書
- 生化学者 ハーバード大学教授
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1952年11月9日
- 専門
- 分子生物学
- 学位
- 博士号(コーネル大学)
- 受賞
- ノーベル医学生理学賞〔2009年〕,ラスカー賞〔2006年〕,ハイネケン賞〔2008年〕
- 経歴
- ハーバード大学教授を務める。1982年カリフォルニア大学のエリザベス・ブラックバーン教授と、原始的な単細胞生物のテトラヒメナを使った実験で、染色体の末端にあり細胞分裂のたびに短くなる“テロメア”の遺伝子配列を突き止め、それが人間を含めほとんどの生物に共通であることを発見。さらにジョンズ・ホプキンズ大学教授のキャロル・グライダー博士と短くなったテロメアを伸ばし、細胞の老化を防ぐ働きをする酵素、テロメラーゼを発見。細胞のがん化や老化に関わる仕組みを解明した。2009年ブラックバーン教授、グライダー教授とともにノーベル医学生理学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報