現代外国人名録2016 「ジャネットカーディフ」の解説
ジャネット カーディフ
Janet Cardiff
- 職業・肩書
- 現代美術家
- 国籍
- カナダ
- 生年月日
- 1957年
- 出生地
- オンタリオ州ブリュッセル
- 学歴
- アルバータ大学
- 経歴
- アルバータ大学で夫となるジョージ・ビュレス・ミラーと出会い、1995年頃から共同制作を始める。“音”による表現を手がけ、ベルリンとカナダのブリティッシュコロンビアを拠点に活動する。ヘッドフォンから流れる語りを聞きながら、公園や美術館、街中を巡り、鑑賞者の知覚を活性化させる〈ウォーク〉シリーズのほか、2012年ドイツの国際美術展“ドクメンタ”では、展示場所の森に入ると鳥のさえずりや重機の音、また馬や飛行機、爆音などが響き、音の効果で戦争の歴史が体感できる「フォレスト」を出品した。日本では、2003年岡山市芸術祭事業「LOVE PLANET―愛の惑星」、2005年横浜トリエンナーレ、2013年あいちトリエンナーレなどに出品したほか、2013年東京・銀座のギャラリー小柳で「嬰ヘ短調の実験」を開催。また、香川県・豊島に恒久作品「ストーム・ハウス」(2010年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報