じゅう

精選版 日本国語大辞典 「じゅう」の意味・読み・例文・類語

じゅう

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 高温に熱した物を冷たい液体の中に入れた時に出る音、水気のある物が熱気に当たって瞬間的に蒸発する音、また、液体が吸われたり吐かれたりする時に出る音などを表わす語。
    1. [初出の実例]「ふきがらをじうといわせるちんこ切」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
    2. 「蒸気は、ここで露になって、ジューと火が消える」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android