じゅ

精選版 日本国語大辞典 「じゅ」の意味・読み・例文・類語

じゅ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 高温に熱したものを、急に冷たい水などの中に入れた時に出る音、また、水分がいきなり熱気に当たって、蒸発する音などを表わす語。じゅっ。
    1. [初出の実例]「吸ひかけた巻烟草を海の中へたたき込んだら、ジュと音がして」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android