普及版 字通 の解説
10画
[字訓] もちあわ・もちごめ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は朮(じゆつ)。〔説文〕七上に「稷の黏(ねば)れるなり。禾(くわ)に從ふ。朮は象形。朮、或いは禾を省す」という。朮を象形とするが、(述)・(遂)はもと同形。朮は獣の象形、とは形義の関係はない。
[訓義]
1. もちあわ、もちきび。
2. もちごめ。
3. 高粱のねばるもの。
4. きびのねばらぬもの。
5. と通じ、はり。
[熟語]
▶・穀▶・酒▶・稲▶・縫▶・米▶
[下接語]
種・衆・黍・丹・稲・粱
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報