ジューリアス・アーサーニューランド(その他表記)Julius Arthur Nieuwland

20世紀西洋人名事典 の解説

ジューリアス・アーサー ニューランド
Julius Arthur Nieuwland


1878.2.14 - 1936.6.11
米国化学者,植物学者。
元・ノートルダム大学教授。
ハンスケベ(ベルギー)生まれ。
3歳の時家族でアメリカに移住し、1899年ノートルダム大学卒業後、1903年ローマ・カトリック教会の牧師となる。そのかたわら、アメリカ・カトリック大学で生物学、化学を学び、’04年学位を取得。’04年よりノートルダム大学植物学教授となり、’18〜36年には化学教授を務めた。銅の触媒によるアセチレン合成に成功し、後にデュポン社における合成ゴム開発の技術的基礎となったが、その結果を見ることなくワシントン死去。また、’33年モアヘッド・メダル、’35年にはアメリカ化学協会のニコルズ・メダルを授与されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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