現代外国人名録2016 「ジョセフクーデルカ」の解説
ジョセフ クーデルカ
Josef Koudelka
- 職業・肩書
- 写真家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1938年1月10日
- 出生地
- チェコスロバキア・ボスコヴィツェ(チェコ)
- 学歴
- プラハ工科大学(航空学)卒
- 勲章褒章
- メリット勲章〔2002年〕
- 受賞
- ロバート・キャパ賞〔1969年〕,ナダール賞〔1978年〕「ジプシー/旅の終り」,アンリ・カルティエ・ブレッソン賞(第1回)〔1991年〕
- 経歴
- 大学卒業後ジプシーを題材に写真を撮り始め、定住せず、独自の言語・習慣・文化を持つ放浪の民族を共感をこめて撮影。1968年ソ連のプラハ侵攻を取材、この時の写真でロバート・キャパ賞を受賞。’70年英国に亡命、’74年マグナムのメンバーになり、’78年写真集「ジプシー/旅の終り」(’75年)でナダール賞を獲得。’85年自ら亡命者となりヨーロッパや米国を放浪した過程をまとめた「エグザイル/亡命者たち」を発表、これがフランスの国土開発局から招待されるきっかけとなり、同局の依頼で’86年からフランス国内を撮影。のちフランス市民権を得る。’91年アンリ・カルティエ・ブレッソンの功績を讃え、その名を冠した写真賞の第1回目の受賞者に選ばれた。他の写真集に「ジョセフ・クーデルカ プラハ侵攻1968」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報