20世紀西洋人名事典 「ジョルジュヌヴー」の解説
ジョルジュ ヌヴー
Georges Neveux
1900 -
フランスの劇作家。
ウクライナ生まれ。
1927年にパリに出て、シュルレアリスム運動に参加する。デビュー作「ジュリエットあるいは夢の鍵」(’30年)は不評に終わったが、その後、「テゼの旅」(’43年)によって名声を得る。第二次世界大戦後は「ザモール」(’53年)、「うらおもて」(’55年)など、ブールバール劇的傾向の強い作品を書いた。また、ローペ・デ・ベーガ、シェイクスピア、チェーホフなどの脚色上演も手がけた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報