ジョンバッカス(その他表記)John Backus

20世紀西洋人名事典 「ジョンバッカス」の解説

ジョン バッカス
John Backus


1924 -
米国のコンピュータ技術者。
フィラデルフィア生まれ。
1954〜55年IBM社でI.ジラー等と共に技術計算用コンピューターIBM704用汎用プログラム言語「フォートラン」を開発。またアメリカ西ドイツ学会協力開発した「アルゴル」で重要な役割を果たし、ALGOL60はバッカスとナウアが編みだしたBNF記法を採用し、その後のプログラム研究に影響を与える。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ジョンバッカス」の解説

ジョン・バッカス

世界初となる高級言語FORTRANを開発した人物。1924年米ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。1946年米コロンビア大学数学科に入学し、1950年修士号取得後、米IBM社に入社。1957年に米IBM社の704用のFORTRANが完成し、IBMマシンの浸透に著しく貢献した。また、1959年にBN記法として知られるALGOL表記法を発表し、コンピューター言語の設計者に大きな影響を与えた。

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