じわっと(読み)ジワット

デジタル大辞泉 「じわっと」の意味・読み・例文・類語

じわっ‐と

[副]
物事がゆっくりと表れてくるさま。「感情じわっとこみあげる」
液体がしみ込むさま。また、にじみ出るさま。「手のひらじわっと汗ばむ」「水がじわっと土の中に吸いこまれていく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じわっと」の意味・読み・例文・類語

じわっ‐と

  1. 〘 副詞 〙 静かに力が加わったり液がしみ出たりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「混濁した憤りがじわっと胃のふにはびこり出したのを感じた」(出典:夢の中での日常(1948)〈島尾敏雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android