現代外国人名録2016 「ジーナローランズ」の解説
ジーナ ローランズ
Gena Rowlands
- 職業・肩書
- 女優
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1930年6月19日
- 出生地
- ウィスコンシン州マディソン
- 本名
- ローランズ,バージニア・キャスリン〈Rowlands,Virginia Cathryn〉
- 学歴
- ウィスコンシン大学〔1953年〕卒,アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ(AADA)
- 受賞
- ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(第32回,1974年度)「こわれゆく女」,ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(第28回)〔1978年〕「オープニング・ナイト」,ベネチア国際映画祭最優秀女優賞(第35回)〔1980年〕「グロリア」,エミー賞〔1987年・1991年〕「The Betty Ford Story」「Face of a Stranger」,ゴールデン・グローブ賞女優賞(テレビミニシリーズ,第45回,1987年度)
- 経歴
- 父は上院議員、母は画家。大学卒業後、アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ(AADA)で女優の勉強をしていたが、後に映画監督になるジョン・カサベテスと運命的に出会い、1954年に結婚。「七年目の浮気」「夜のまん中で」などブロードウェイの舞台で活躍した後、’58年「The High Cost of Living」で映画デビュー。’62年「脱獄」に出演。’63年「愛の奇跡」でカサベテス作品に初めて出演。以来カサベテス作品ではかけがえのない存在として多くの作品に出演、「こわれゆく女」(’74年)と「グロリア」(’80年)でアカデミー賞にノミネートされた。他の映画出演作にカサベテス監督「フェイシズ」(’68年)「オープニング・ナイト」(’77年)「ラヴ・ストリームス」(’84年)、ウディ・アレン監督「私の中のもうひとりの私」(’88年)、ジム・ジャームッシュ監督「ナイト・オン・ザ・プラネット」(’91年)、「ネオン・バイブル」(’95年)、「ミルドレッド」(’96年)、「微笑みをもう一度」(’98年)、「きみに読む物語」(2004年)、「ブロークン・イングリッシュ」(2007年)、「Olive」(2011年)など。テレビには生放送時代から出演し2度のエミー賞を獲得、出演作に「87分署」など。息子のニック・カサベテスも俳優、映画監督として活躍。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報