米テレビ芸術科学アカデミーが主催し、配信を含むテレビ分野のうち、ドラマやバラエティー番組などでの優れた業績をたたえる賞。1949年に第1回授賞式が開かれた。受賞者には背中に翼の生えた女性を表した金色の「エミー像」が贈られる。名称は、かつてテレビカメラの部品として広く使われ、画質の向上に大きく貢献した撮像管の一種の愛称「イミー」に由来する。(ロサンゼルス共同)
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アメリカのテレビ番組のコンクール賞。イタリア賞と並んで世界的に有名で、テレビ界のアカデミー賞といわれる。1949年、テレビの創造・技術向上の目的で、アメリカ・テレビ芸術科学アカデミーの主催により、アメリカ国内の番組コンクールとして発足した。その後対象ジャンルを増やし、62年には国際賞も新設した。毎年5月ごろニューヨークとハリウッドを中心に行われる。日本の作品では、ノンフィクション部門でサリドマイド児の13年間を追い続けたドキュメンタリー『君は明日を掴(つか)めるか――貴くんの4745日』(1975・日本テレビ)が、フィクション部門で『四季・ユートピアノ』(1980・NHK)が初受賞している。そのほか『一年生になりました――五つ子6年間の記録』(1982・NHK)、『ふつうのままで――ある障害者夫婦の日常』(1999・毎日放送)、子供・青少年部門で『課外授業ようこそ先輩――戦争を学ぶ 命を考える』(1999・NHK)なども受賞している。なおエミーの名称は、テレビカメラの撮像管の愛称イミーimmyにちなんだトロフィー像からきている。
[鳥山 拡]
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