スイセイジュ(その他表記)Tetracentron sinense Oliv.

改訂新版 世界大百科事典 「スイセイジュ」の意味・わかりやすい解説

スイセイジュ
Tetracentron sinense Oliv.

原始的な無道管被子植物として有名な,1属1種のスイセイジュ科の植物で,ネパール東部から中国中・南西部にかけて分布する。

 高さ35mに達する落葉高木。1本の主幹だけが生長するのではなく何本かが株立ちする様子や葉の形はカツラにそっくりだが,葉は互生する。花は4数性で花被おしべ,心皮各4個が輪生する。それらが尾状花序につく。一般に近縁と考えられているヤマグルマ同様に,材に道管がない。中国では街路樹とされ,また材は家具に使われる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 邦彦 植田

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む