スウープスク(読み)すうーぷすく(英語表記)Słupsk

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スウープスク」の意味・わかりやすい解説

スウープスク
すうーぷすく
Słupsk

ポーランド北部、ポモジェ県の都市。人口10万2244(2000)。ドイツ名シュトルプStolp。ポモジェ地方東部の中心地で、バルト海から20キロメートル、グダニスクの西方約100キロメートルに位置し、スウーピア川に臨む。農業機械家具、酪製品を生産し、周辺農村地域の中心都市である。かつては古スラブ人の活動の中心地で、12世紀以来の古い町。ハンザ同盟に加入し、またプロイセン支配下ではポメラニア(ポモジェ)の軍事上の要地であった。

山本 茂]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android