スカンダ・プラーナ(その他表記)Skanda-purāṇa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スカンダ・プラーナ」の意味・わかりやすい解説

スカンダ・プラーナ
Skanda-purāṇa

プラーナとは一群のヒンドゥー教聖典名称で,スカンダ神について述べられた聖典。成立年代未詳。現代インドの民間信仰ときわめて密接な関係がある。スータと呼ばれる放浪遍歴の吟誦詩人たちによってつくられ,寺院霊場などで吟詠された。現在プラーナの代表的なものは 18種伝わっているが,『スカンダ・プラーナ』はその一つである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む