スキャモンの発育型(読み)スキャモンのはついくがた(その他表記)Scammon's growth types

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スキャモンの発育型」の意味・わかりやすい解説

スキャモンの発育型
スキャモンのはついくがた
Scammon's growth types

アメリカの人類学者 R.スキャモンが提唱した人体各器官の発育過程の4型。出生直後と 14歳頃を中心に発育の著しい一般型 (身長呼吸器消化器腎臓脾臓,筋,骨,血液) ,6歳頃までに成人の 90%に達する発育を示す神経型 (神経系) ,13歳頃を中心に急速に発育する生殖型 (内生殖器) ,思春期前に最大値に達し,以後成人するまで減少するリンパ型 (胸腺リンパ節など) に分けられる。

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