スタバト・マーテル・ドロローサ(その他表記)Stabat Mater dolorosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

スタバト・マーテル・ドロローサ
Stabat Mater dolorosa

「悲しみの御母は立ちませり」と訳される。キリスト処刑のとき,十字架のもとに立った聖母の悲しみを描写した宗教詩。 13世紀の詩人ヤコポーネ・ダ・トーディの作詩と推定されるが,作者,作年ともに確定されていない。カトリック教会の「聖母の7つの悲しみの日 (9.15) 」のミサ中に唱えられる。また聖歌として,四旬節,聖母の悲しみの記念日,特に十字架の道行きの信心業のときに歌われる。ポリフォニー的な作品はジョスカン・デ・プレらによって作曲されて以来,パレストリーナ,ペルゴレージ,ハイドン,シューベルト,ロッシーニ,ベルディ,ドボルザークなど多くの作曲家たちによって作られている。

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