すっぽ抜ける(読み)スッポヌケル

デジタル大辞泉 「すっぽ抜ける」の意味・読み・例文・類語

すっぽ‐ぬ・ける【すっぽ抜ける】

[動カ下一]
うまく収まっていた物が、何かの拍子に、抜けたりはずれたりする。「強振したバットが手から―・ける」「ドア取っ手が―・ける」
野球などで投げたボールが手もとが狂って思わぬ所に飛んでいく。「カーブが―・ける」
そこにいるはずの人がこっそりと抜け出す。
酒代さかて鍋焼の取替へ銘々二三十もんづつ損かけなぶして、江戸大坂へ―・け」〈浮・世間猿〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android