スピロフ石(読み)スピロフせき

最新 地学事典 「スピロフ石」の解説

スピロフせき
スピロフ石

spiroffite

化学組成Mn2Te3O8鉱物単斜晶系,空間群C2/c, 格子定数a1.287nm, b0.539, c1.188, β98.1°, 単位格子中4分子含む。束状結晶の集合。赤~紫~ピンク色,半透明金剛光沢硬度~3.5, 比重5.0。薄片では赤~紫色,屈折率α1.85, β1.91, γ2.20, 2V(+)55°。Mnの一部をZnが置換テルルを含む鉱物に富む熱水性石英脈中に自然テルル・テルル石・パラテルル石などとともに産する。日本では静岡県下田市河津鉱山から少量産した。名称は米国の鉱物学者K.Spiroffにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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