スベイトラ(その他表記)Sbeitla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スベイトラ」の意味・わかりやすい解説

スベイトラ
Sbeitla

チュニジア中央西部,カスラインの東北東 31kmに位置した古代ローマの都市スフェトゥラの遺跡。起源は,1世紀初めのヌミディア人の反乱に対する遠征中の城塞としてつくられたもので,それ以後ローマの自由市,次いで2世紀後半には植民地となった。限られた水を有効に利用するローマ人の技術によって,この地方はオリーブを中心とした農業地帯となったが,ローマ時代以後は衰微した。この町は,646年頃アラブ人により破壊され,現在ではアントニヌス・ピウスの凱旋門や神殿の遺跡が残されているにすぎない。

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